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最終形態「ランチャー9改」バージョン2 製作2012/06/21 23:25:32

頒布は終了しました。



先日、新宿に行った際に東急ハンズへ寄り道。色々買ってきた。ランチャー9改の部材が残り10台分となったので、最終的な作り方を確立しつつ、全部作ってしまおう。



まず、いつも難儀していた基板の外す方法。φ20ミリのアルミパイプを試しに買ってみた。



この様に使う。下には板を敷いて叩きだすと基板がほぼ無傷で取り出せる。



取り出した基板。今回仕入れたランチャー9は、なんだか精度が良くない。



これなんて、3箇所のハンダ付けが一切されていないので、バネと接触されず、点灯しなかった。
100均といえども、普通の人ならレシートを貰って置いて、不良は交換に行ったほうが良い。



1WのLEDに電線を取り付ける。色々な作り方を試した結果、この方法に落ち着く。これをLEDを外した基板に接着して配線する。



抵抗は3つ使いの3.3Ωだったが、色々と実験した結果10Ωを4つパラ使いで2.5Ωで行くことに。熱は多少出るが、放熱はバネと基板がやってくれるし、コストバランスを考えれば多少のオーバースペックはありだ。エネループを使うなら、ちょうど良い設定。



反射鏡をひっくり返してつけるのを、もっとスマートにと、こんなものを買ってきた。24ミリのアクリルリング。12~3個で105円。



こんな感じになる。これを3枚使ってちょうどいい。加工が要らないから楽である。コストはちょっと高め。



もう一つの候補、ビニールホース。1メートルで280円。1センチ辺り2.8円。安っ!



1センチ位しか使わないので格安だ。耐熱温度は60度までであるが、常灯試験をしても変形などは認められなかった。加工も楽だし改造にいいと思う。



24ミリのアクリルの筒も買って試そうと、パイプカッターまでw 道具が欲しかったのでw
アクリルはご覧のように玉砕。加工が難しい。東急ハンズでは、加工サービスがあるが、アクリル管なら50ミリ以上からとの事だった。



アルミなら楽に切れるんだけどねw



結局はリング装着を採用。透明板で蓋をしてみた所。測ったようにぴったりフィット。ビニールホースは今回は1台だけ試作し、残り9台はこのタイプで製作。



左が従来のもの、右が今回のもの。右側は脱落防止と簡易防水を兼ねてウレタン接着剤で止めている。



スイッチもすべて性能アップ改造をしている。4点の爪が接触不良を防止。



電池の種類によってはプラス側で接触不良を起こすので、逆挿入保護の出っ張りを全部削りとる。電池を逆に入れられてもLEDなので、まず壊れることはない。



出っ張りを削るとバネガ外れやすくなるので、その対策も抜かりなく行った。


量産中。ライムだけビニールホースバージョン。



点灯試験。モニター電池で30分点灯させて問題が無いかチェック。



部屋の蛍光灯が要らない位明るい。電流値の測定と振動テストなども行い、配布出来る状態。
自作で楽しむのも良いが、欲しい方のために今回頒布をする事にした。





コメント

_ raki ― 2012/10/26 20:44:55

はじめまして、ランチャー9改造で検索してair_variableさんのサイトにたどりつき、ハイテンションな気持ちで記事を拝見させていただいております。私は電子工作は全くの入門者なのですが、air_variableさんのようにハイスペックなライトを安く作ってみたいと思い、材料も仕入れてきました。そこで抵抗値の計算で迷っているのですが、私が仕入れてたのは「放熱基板付3W白色パワーLED OSW4XME3C1S 200ルーメン」なのですが、この場合でも「チップ抵抗 1/10W10Ω」をパラで4本でよろしいのでしょうか?大変お恥ずかしくお手数ですが、どういった計算で抵抗値を導きだすのかご教授いただければ幸いです。御多忙の中大変申し訳ございませんが宜しくお願いいたします。

_ air_variable ― 2012/10/27 20:33:56

初めまして。
抵抗の計算についてはLED・光り物カテゴリに少し書いたのですが、グーグルで調べると色々見つかりますので説明は割愛させて頂きます。
http://airvariable.asablo.jp/blog/cat/led/

入手されたLEDが3Wタイプとの事ですが、このLEDは3Wまで光らせられるのですが、その場合熱が相当量出ます。ゆえに放熱対策が必要になります。
結局電池3本で懐中電灯として使う実用範囲は1W以下に抑えて使用することになります。

抵抗値は、最終的に実験によって決めました。色々実験して決めた抵抗値は2.5Ωでした。これでテスターの実測値で350mAです。これ以下に小さくすると、LED周辺が熱くなってとても危険な状態でしたので、これが妥協点となります。1WLEDでも3WLEDでも、この値が最小値と思ったほうが良いでしょう。逆を言えば、大きなアルミの放熱板にLEDを取り付ければ3Wまで光らせる事ができます。抵抗計算などでは大変なので、12Vで専用レギュレータを使ったほうが手軽で間違いないです。(放熱板を付けないとLEDが大変危険な温度まであがります)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-04790/

抵抗は1Wタイプの2.5Ω~3Ωが一つあれば済みますが、大きくなります。
10Ωチップ抵抗が手に入ったので、これを利用しています。ワット数が1/2ワットなので、スペックオーバーですが、常時点灯しない事と、ある程度の熱は逃げてくれるので、これまた妥協しています。

よろしくお願いします。

_ raki ― 2012/10/28 15:12:17

air_variableさん、詳細なご返答ありがとうございました。内容を理解いたしました。また抵抗以外のレギュレーターを使う方法も教えていただきありがとうございます。定電流方式ハイパワーLEDドライバモジュールというのでしょうか。こちらの方が手軽で間違いがないとのことですが、 air_variableさんに大変お手数をかけてしまうかもしれないのですが、もし可能であればなのですが、ひとつレギュレーターを使った試作品の作り方もブログに掲載していただけるとうれしいです。コスト的な面もあると思いますので、可能であれば掲載していただけると幸いです。是引き続きブログを楽しく拝見させていただきます。

_ air_variable ― 2012/10/28 16:07:10

実際は単4を2本でレギュレータ化など、ブログには掲載していない事も色々と行なっています。
安定化、モード切り替え、PWM化のマイコンなど、それは色々やってみました。

レギュレータ化していくのは理想であり、面白いのですが、高密度配線が必要、効率がそんなに稼げない、部品が多い分故障率もあがる、電池の寿命が短くなるなど、苦労に対しての見返りは余りない感じがしました。

徐々に暗くなりながらでもずっと点灯している、シンプルなこの回路に落ち着いております。
頒布実績も100本以上に及ぶものとなりました。
そういう訳で、改造されたランチャー9は、製造方法を確立していますので、今後の進化はおそらく無いです。

大きめのランタンであれば、スペースが有利ですのでまだ色々できそうです。紹介している一つに、定電圧式の改造をしています。
http://airvariable.asablo.jp/blog/2012/07/26/6522497
http://airvariable.asablo.jp/blog/2012/09/18/6577559

LEDは定電流式による点灯が理想ですので、こちらの方の様にするのが理想です。
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/3060/
※有名な本の記事も買いている方です。

LEDネタは、また気が向いたら記事を追加していきたいと思います。
今後とも、長い目で一つ宜しくお願い致します。

_ raki ― 2012/10/28 20:47:53

詳細をありがとうございました。2.5Ωの抵抗で作ってみます。また不明点があったらまたご質問させてください。

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