メールを整理していたら、以前に同僚から教えてもらっていたAndroidやiphoneなどからwindowsやLunux、MACを遠隔操作するアプリTeam Viewerを見つけた。
パソコン同士のリモートコントロールは
かつてVNCが有名だったが、これは携帯端末を使ってPCを遠隔操作もでき、更にワンタイムパスワードの発行によるセキュリティの強化など、現代にマッチしたアプリケーション。もちろんパソコン同士でもリモートが可能だ。
の記事。教えてもらったその当時は、あまり興味もなかったのだが、よく記事を読むとAndroid1.6でも動くとの事。
手持ちのIS01にも使えるのでは?早速インストールしてみよう。
インストールは、可変パスワードと固定パスワードの選択があるが、標準の可変パスワードでインストール。後で設定は変更可能。外部とのリモートアクセスソフトであるため、インストール時や最初の起動時はセキュリティソフトでの許可が必要になる場合がある。
パソコンのインストールを終えたら、次はAndroid端末へのアプリインストール。
マーケットやストアーから探しても良いし、QRコードを画面表示させ、バーコードリーダーで読んでも良いだろう。
Androidの場合、インストールをクリックするだけ。
インストールが完了するとアイコンが作成され、それを起動すると、この様になる。
IS01は珍しい横画面なので、起動時は一般的な縦になるが、問題なく起動した。
さて、この状態でパソコンを起動してみよう。
起動すると、IDとパスワードが表示される。パスワードの回転矢印をクリックするとパスワードが何度でも変更できる。無料版はIDとパスワードは数字だけの様だ。
パソコンで表示された内容を、Android端末に入力し、「パートナーに接続」をクリック。
パソコン側のステータス表示が認証待ちの後、
画面右下に接続状態モニターが現れる。
矢印の部分で状態を変更可能。また「>」マークで隠すこともできる。インストール時は右下に現れるが、自由に移動させる事も可能。
では、早速使ってみる事に。手始めはブラウザーの表示。普通に見えている。Android、パソコンのどちらからでも操作が可能だ。
軽さ優先のため、表示色に制限があるが、動画再生をモニターする事もできる。但し、音は出ない。
MPLABを遠隔操作。端末キーボードで文字が打てるので、遠隔操作でパソコン上でソースをビルドして、そのファイルをメールに添付して送るなんていう事も可能となる。
タッチスクリーン上の操作は、携帯端末では指でクリックするなどの標準的な動きが、このアプリの場合はマウスポインタを操作するという概念であるので、クリックが画面をダブルクリックするなど、最初の操作は戸惑うが、慣れてくれば問題無いだろう。
セキュリティには十分気をつけて使えば、とても便利に使えるだろう。
パソコンの遠隔操作の場合は、
Team Viewerを両方のパソコンにインストールして起動するだけでよい。遠隔操作したいパソコンのIDを入れて接続すると、
パスワードが要求されるので、入力してログオンするだけで良い。LANやBluetoothよりも安全性の高いファイル転送もできる。あとはアイディア次第で活用を考えてみよう。ここでは触れなかったが、ネット会議にも使える様だ。
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