先日大量に製作したLEDランタンで、1つだけ100KΩで蛍光塗料っぽく光らせる機能が、LEDの特性バラつきで光らなかったものがあった。本来の使用方法では無いので不良では無いが、大量に作るとこういう歩留まりも考えないといけないと思った。
このまま使ってもいいが、便利に改造しよう。
こちらでも紹介した100円均一で売っているフレキシブルLEDランプ。しかし、これは本を読むとかの用途ではかなり厳しい。
ならば、改造してしまおう。
LEDフレキシブルライトのLED部分をドライヤーなどで暖め、静かにねじっていくと取れる。LEDとの配線をねじ切って外す感じ。ケースに穴を開けて、ホットボンドで止め、電池の電極にハンダ付けすれば出来上がり。5Vで運用するので、10Ωの抵抗を並列で3本に調整しておいたほうが良いだろう。
何が便利かといえば、手元に光が行き届くので、今までハンダ付けなどで反射したり、手の影で見えにくい部分も、これを使えばバッチリ見える。基板などの接写撮影も簡単。
USBなので、USB電源ACアダプターや車のシガプラグからUSBにするものまで幅広く使える。
めちゃくちゃ便利やん、これ!(自画自賛)
※車内での使用は、寒暖差があるので、ホットボンドを使わずに別の接着方法や固定方法を検討して下さい。
気になる電流も、約120~150mA程度なので、パソコンのUSBにこんな感じでも使える。
(一部のパソコンは未対応の場合がある)
拡散キャップとしてペットボトルの蓋を利用しているが、普通の接着剤では接着が難しい。ホットボンドも取れやすいので、完全に接着するには、セメダインPPXを使用。
これが優れもので、普通ならつかないポリエチレンやポリプロピレンとか接着出来る。
ペットボトルの蓋はヤスリなどで平らにしてから取り付ける必要があるが、これでがっちりと固定される。
100均をもっと観察したら、ペットボトルの蓋を使わないで出来る方法もあると思う。見つけたらまた紹介したい。
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