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覚えたてのC言語で作った9年前のPICプログラム2011/11/06 16:44:46


10年前のPICCを覚えたてのプログラム

ファイルを整理していたら、昔作ったプログラムが出てきた。私が最初に自分で考えたプログラムだった。ホームページでPICの事を扱っているから長いという印象があるかも知れないが、ホームページ上でPICを扱い始めたのは8年前である

その時は、某パチスロ機の開発を行なっていた。そのデバッグの方法は、人がメダルを投入して朝から晩まで打ち込みデータを取るという、極めて原始的な方法を採っていた。
検定試験用に、パソコンとDIOを接続して、5台同時に自動打ち込みをしてデータを取る装置を所有しているが、工場や持ち込み検定時に優先に使われ、また開発予算も殆ど無かったのを理由に、人海戦術的な事が行われた。
私もデータ取り作業に加わるが、毎日のこの作業に疑問を感じ、時間を見計らってPICで打込機を作り始めたのが、自分で考えた回路とプログラムの最初である。

アセンブラやBASICは知っているが、C言語の経験はゼロ。チップの種類も16C84しか知らず、それでも色々調べながら、何とか動くような物を製作した。足りない入力は74HC165のパラレルシリアル変換をつけて取り込む。

1週間後にようやく動作するものが出来た。自分の意図とした動作にとても感動した。その後、この装置のお陰で、私が別の仕事をする事ができ、更に劇的にデバッグ時間を短縮した。今なら、こんな事をせずにパソコンでエミュレータでも作れば済む事。



その動いた最初のコードを恥を偲んで公開しよう。ifの条件分岐もgoto使用など、今ではまずやらないだろう。コード自体は参考にならないと思うが、とにかく動かそうとした例である。この頃のMPLABはVer5を使用していた。

その後、訳あってこの会社から離脱するが、それから色々とPICのプログラムを書いていった。
時代はMPLAB6.00。今のMPLAB8の原型となったIDEでもある。不安定で良く落ちた。



これは、ある製品のプロトタイプのコードの周波数設定の一部。こちらも、今となってはお世辞にも良いコードでない。英語で言えばDoやgetなどの簡単な単語で会話を行うレベル。しかし、最初は誰でもたどる道。この時の私は色々悩んだものである。何が悪くて何が正しいかなんて、結局は自分で試行錯誤して勉強していくしかないのである。

人により勉強方法が異なるだろうが、私の方針は、まずは動かして慣れる事。机上で色々悩むよりも、すぐに手足を動かして始めれば良い。そして継続する。習得時間の個人差はあるが、上達には、これしか無いのである。


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