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旧DSO nano (Pocket size版) にスイッチ1個追加してV2と同じにする方法 → 素敵スイッチ2011/02/13 23:59:14


DSO nano BenF3.52は、最強ファームウェア

BenF! BenF! あなたは最高だ!!! もうバージョンが3.52になっている。色々使い易くなったのは、このBenFバージョンからである。


オリジナルファームより倍の200KHzまで表示

使い易くなったのもそうだが、もちろん性能も上がって、前は100KHzすらまともに表示できなかったが、このバージョンでは200KHzでもご覧の通り波形を確認できる。


 

書き込み方法は、過去記事を参照の事。くれぐれも自己責任で。




ところで、このDSO nanoは旧版となるポケットサイズ版と、現行のV2版がある。どちらも同一のファームウェアが使えるのだが、操作系で違う部分が一つだけあるのだ。それはスイッチ。

   素敵スイッチとでも命名しておこうか (・∀・ )

このスイッチは実は超便利なスイッチで、ワンタッチセーブや、オートセットをボタン一発で行う事が出来るのである。逆に言えば、無くてもメニューから選べば実現できるが、このスイッチの威力はすさまじく、一度使ってしまえばメニュースイッチでいちいち設定なんてしていられない。




まず、旧版の回路図を見るとK2~K7までの6個のタクティルスイッチで構成されているが、




V2版の回路図(pdf)を見ると、K8というのが一つ拡張されている。



回路図のポートはSTM32の26番ピンが、



拡張されたスイッチに接続された事になる。

さて、こんな素敵スイッチがV2しか付いていなかったのだが、旧DSO nanoの購入者も結構いるはずである。ならば、改造方法を紹介する次第である。

 (´・ω・`)改造するので、自己責任でね。 (´・ω・`)よろすく



分解方法

まず分解。一度組み上げたDSO nanoは、裏からは開けることができないので、表のアクリルをカッターなどで起して剥がし、ネジ6個を外す事で中にアクセスできる。更に、2本のネジで基板が止まっているのでそれも外す。オシレーター用の白い線は、ハンダを外し、基板を中から取り出す。



ここら辺に穴をあける

さて、おもむろに加工画像だが、この辺りに、タクトスイッチの穴をあける。ヤスリがけはキズをつけないように。ゆっくりと




エアーダスターはあったほうが仕上がりが綺麗にできる。



スイッチの取り付け例。上側の2つは、ケースが干渉するので、最終的に根元から切った。


タクトスイッチ

タクトスイッチのノブの長さは4.5mmを使用した。



配線材は、手前のポリウレタン線で行った方が楽である。



信号はこの位置から。一番端なのでハンダ付けは比較的やり易いと思う。ハンダ付けするときは電池のコネクターを抜くのをオススメするが、これが堅い。抜けない場合は、スイッチが入らないように慎重に作業をすすめる。



もう一つは、この部分。グラウンドなので何処でもよいが、ここが楽だったのでここにした。



余裕を持って引き出す。セロテープで固定しておくと便利。




タクトスイッチにハンダ付け。



その後、ホットボンドなどで固定する。私は一回失敗したので、エアーダスターをひっくり返して急冷材としてホットボンドを剥がして再度取り付けたので多少汚くなってしまった。




横から見て、スイッチが液晶パネルよりも飛び出ていないかを確認。




あとは、組み立ててネジを締めるだけだ。



ver3.52なら、以下の機能が使える。
TEでオートセット
MEかFIにしたあと、拡張スイッチで画面セーブ。
XA/YAでカーソルの表示・非表示が出来る。

これで、DSO nano V2と同様の機能が全て使える事になった。

 素敵スイッチ、ガンガン使っちゃってね! (・∀・ )

追記:
Mキーを長押し(1秒以上)でこの機能と同等になるというコメントを頂きました。長押しが煩わしい人は、この改造が有効となるでしょう。







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