超小型オシロスコープDSO Nano分解 ― 2009/12/19 20:19:44
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注文したDSO Nanoが手元に届いた。早速なので、お決まりの分解から紹介だwww 何だか某袋ラーメンのパッケージを連想させる袋で到着。 中には小さなダンボールが。早速丁寧に開梱。 専用の化粧箱にはDSO Nano、取扱説明書、プローブ、ワニ口クリップ、ビロードで出来た専用ソフトケースが入っていた。それと一緒に注文したスペアケーブル、BNCアダプターも到着。Seeed Studioの来年5/30まで使える10%引きクーポン券も同梱されていた。 スイッチ部分は最初から両面テープで貼り付けられているが、角からそーっと剥がすと小さなタッピングネジが6個見えるので、それを外すと基板にアクセスが可能だ。 基板は2枚構成になっており、スイッチ部分とメイン基板に分けられる。 スイッチ基板を外した時のメイン基板。 スイッチ&USBコネクター、プローブインターフェース基板。2本のネジで固定されている。 裏は、スタックコネクターとφ3.5ジャック、USBコネクターである。 これは先ほどネジ6本で止まっていたスイッチ&枠部分である。 TFT液晶は両面テープで基板と固定されているので慎重に剥がした。 では、組み立てだが、何のことは無い。電池をコネクターケーブルに差し込んで、付属の両面テープで裏にアルミを貼り付けるだけだ。 ここでアクシデント発生。なんと、組み上げてから気がついたのだが、電源が入らなかった。理由は、断線。私のはハンダ付けが甘かったので、すぐに切れた様だ。ここは一度点検しておく方が良いだろう。裏側は貼り付けると分解は困難なので、表側から基板を外す事になった。 表側から剥がすと、埃などが液晶とケースの間に入って見苦しくなるので、エアーダスターは是非用意しておきたい。 電源を投入。数秒のオープニング後に波形が表示された。ユーザーインターフェースはお世辞にも使い易いとはいえない。メニューが上、右、下とあり、そのポジションのメニューに移るとき、値変更ボタンが上下だったり左右だったりする。この辺はバージョンアップに期待する所だ。それと、起動後にビヨーンという紫色の波形が表示されるが、この意味は何もない。Y-POSなどの操作をすると消える。これもちょっと要らない機能である。 右上の角は10Hz~1MH/4.5VP-Pの方形波を出力できるので、ちょっとしたテスト信号が欲しいときは便利だろう。 この様にプローブを繋げると波形が観測できる。 タクトスイッチを真ん中で押していないので、クリック感が余りよくないボタンがあったので、突起をカッターで削いで、それを瞬間接着剤でずらして貼り付け改善した。 また、スイッチの同時押しが良く発生したので、十字スイッチの真ん中にスイッチの高さほどのプラ板を貼り付けて快適な操作ができるようになった。
次回は性能評価を紹介する予定である。
→ 波形観測
→ SDカード利用時の補足
→ サードパーティのファームに書き換えてみた その他の情報等紹介
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