学研の大人の科学Vol.24 4ビットマイコン(GMC-4) ずっと俺のターン ― 2009/08/21 23:59:59
ピンを外したら、中々基板が薄くて小型だ。この製品、このピン無しで基板だけ販売した方が売れるんじゃないのかと思ってしまった。 USBは、あのでっかいUSBコネクターは使いたくない。ゼッタイこれはPICkit2などに使っているmini-Bの大きさを使う。それなので、今まで以上に慎重に配線。まずはUSBを配線してから、USBシリアルモジュールが使える事を確認。 おお、普通に認識してくれた。ドライバーはメーカサイトから取ってこれるから問題なし。 動いたら、デリケートな部分をエポキシ接着剤で完全に固定だ。今回の基板はサンハヤトのシール基板を使い、2メッシュ分のパターンを剥離させて使用した。 ちなみに、mini-Bは5ピンあるが、4ピン目は使用しない。配線は右から+、-D、+D、接続なし、GNDだ。一つおきに足を持ち上げると配線が楽だ。4ピン目はニッパーでカットしている。 電線の引き回しを色々検討。 こんなものか・・・・・ 何とか収まりがついた。固定方法はまだ考えていないが、適当なプラスチックの廃材などを利用しようと思っている。 これでUSBを差し込めばすぐに使えて便利だ。配線時に注意する部分として、USB電源から電池への逆流防止回路は取り付けたほうが良い。ダイオード1本を電池のプラス側に直列に挿入すればOK。
また、電池からPIC系統に行かない様にする回路を付けると電池を無駄に消費しなくて済む。尤も、シリアル転送をしない時でもPICマイコンにGMC-4のプログラムを最初から内蔵させておいて、それを電池で動かす場合は、これに限ったわけではない。PICマイコンとUSB変換で約3mAくらいだったので大した消費電力でもないだろう。
USB使用時の電源供給時、電源スイッチが無いのは、この方が回路が単純化されるので、このようにしている。GMC-4にはハードウェアリセットがあるので問題にはならないだろう。
ダイオードは電圧降下(Vf)の低いショットキーバリアダイオードが理想であるが、実際このGMC-4は2.1V位でも動き、消費電流は4.7V(新品電池使用時)約11mA以下、ブザー出力時約78mAであると言う事から1N4148等の汎用ダイオードでも十分と思われる。 私の場合はショットキーバリアダイオードは無く、その代わり手持ちに1SS319というVf=0.54V程度の部品があったので、それを利用した。また、この回路にすれば、USBでデータを転送した後にUSBケーブルを抜いても、本体にプログラムが残るようになる。
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