最近のケータイの機能 ナビゲータ機能は驚いた ― 2009/09/16 08:34:10
これも8GBのSDカードを入れたから曲としては600曲以上は入れられる。ただ、ちょっと起動の時に30秒位待たされる事がある。あと、プレイリストに入れないと、再生曲の順番がバラバラになったりするので、この使い勝手はもう少し改善してもらえたらと思う。
ついでにもう一つ言わせてもらえれば、赤外線の位置だ。折角テレビリモコンなどが付いているのに、液晶面(スイッチ側)をテレビに向けて操作するのはどうかと思う。ちょっとだけツメが甘かったな。
それにしても最近のケータイの機能は、いつの間にかこんな多彩な機能がついている。これじゃあノートPC持たなくてもケータイだけで済んでしまう。
格安microSDHCカードと激安USB-Bluetoothが届いた ― 2009/09/07 23:55:44
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ケータイを買い換えた ― 2009/08/30 12:24:49
ここまでケータイが進化しているのかと思わせられる機種で、カメラ、ワンセグ、音楽やムービー再生、GPSは勿論だが、アドレス帳を音声で開くという、これまたビックリ機能だ。ためしに、「カイシャ」と登録して、ささやいてみたら、会社の電話番号がwww これは人間がバカになりそうな機能だなw インターネットも携帯専用サイトでなくても、ある程度の大きさなら通常のネットも閲覧ができる。GPSを利用してGoogleストリートビューも使える。
気になるお値段だが、バリュープランを使えば月々の基本料金がかなり安くなる。分割購入すれば、月々の支払いも苦にはならないだろう。転送電話とかキャッチホンなど使わないのに月々の支払いがあるものは、ドコモショップの店員が最適なプランを提案してくれるので、是非来店して相談される事をオススメする。私はバリュープランSSでパケホーダイダブルに落ち着いた。
今一度、ケータイの料金体系や機種を見直すと、新たな発見があるかもしれない。
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100円ショップにSDカードUSBリーダライタがあった! ― 2009/08/14 08:59:48
他にmicroSDをSDに変換するものも売っている。それに、これSDHC規格の最新SD対応だ。普通にリードライトできる。これが105円とは驚愕な時代になってきた。
※追記 microSD変換アダプタと、このSDカードリーダを組み合わせて使う場合、ドライブが見えても内容が表示されないという症状が確認された。原因は、microSD変換アダプタ側の端子が接触しない所があり、プラスチック部分を1ミリ程カッターなどでそぎ落とす必要がある。
早速分解。超音波接合はされておらず、マイナスドライバをSDカード入り口に差し込んで捻ればすぐに分解する。 基板の表。特に洗浄処理をしているわけでもない。部品の精度はこんなものか。SDカード挿入口は、どう見ても手作り感があるなwwww ペンチでクィクィっと何回かに分けて曲げている感じ。それにしても、105円でこれだけの部品がついてくるのなら、電子工作で部品を秋葉原で調達するより、これから流用した方が安いのではないのか?w コントローラは基板に直接搭載するダイボンディング採用。しかし、何だか半田付けがあんまりきれいじゃないな。最近の安い電子機器の作りはこんな物だろう。今じゃ大して驚かなくなった。なんてったって105円だからなw さて、この性能も調べてみたくなったので、転送速度がどんなものかをテストした。テスト方法は、いつもこのブログ作成でお世話になっているパナソニックのPN-SDCJP3というカードリーダーライタとの転送比較とした。大容量のファイルを何秒で転送できるかをストップウォッチで計測。ちなみに、書き込みの速度テストは、転送したフォルダをそのままSDカードに別フォルダとして書き戻す。消去は、そのフォルダをShift+DELを行い、その時間を計測した。 約420MBのファイルが入ったSDカードを使い、 新しいフォルダにコピーしてドラッグ開始から、ダイアログが消えるまでをストップウォッチで計測する事にした。遅延書き込みについてはFAT形式なので発生しないと言うのが前提だ。これはそれぞれのリーダ/ライタのアクセスランプで確認している。 さて、当時5000円以上で買ったパナソニックの場合
読み込み37.97秒 37.19秒 38.75秒(3回計測)
書き込み53.50秒
消去4.21秒
105円で買ったエコプラス製の場合
読み込み、31.84秒 31.75秒 31.50秒(3回計測)
書き込み47.85秒
消去3.31秒
結果、速度はどれもエコプラス製の方が上であった。恐らくパナのは、タイミングで安全な部分を考慮している可能性があるので、少しだけ遅いのと、発売時期から既に2年以上経過した製品であるので、改良されるのは仕方無いことだろう。それにしてもそれが105円で買えるとは。 但し、数十回以上書き込んでいた1Gバイトオーダーのファイルを数十回ほど書き込んでいた時、一度だけ105円の方が動作しなくなった。USBを抜き差しして直ったが、レアなケースである。ここら辺のQAテストで物の価値が変わるのかなと思った。
総評としては、この値段では相当がんばっている製品だ。見つけたら買っておいても全く損は無いだろう。
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2010/12追記:出回っているSDカードリーダライタは、粗悪品が流通しているのか結構壊れやすいみたいで、認識がされなくなったりする。上記写真を3個買ったのだが、使っているうちに認識されなくなってしまった。
最近発売されたマイクロSDカードリーダライタが100円ショップで購入できる模様。こちらの方が故障が無くお勧めである。100円ショップでも店により、レシートと現物で交換に応じる所もあるので、チェックしよう。
もちろんSDHC対応だ。
中身は、相変わらずの半田をケチった作りw 通常使用では問題ないだろう。心配な方は、USB側の半田を盛ってあげると良い。
※このレビューは個人の見解です。内容は変更される場合があります。
追記2012/3/4
もっと小さく便利な物が出回っている模様だ。詳しくはこちら。
SDカードをまっさらにフォーマットしたい方はコレ
→SD/SDHC/SDXC用SDフォーマッター3.1
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浴衣を着てみた ― 2009/08/09 11:17:31
浴衣は、下駄付きでセール品を買った。浴衣の下に着る下着が透ける場合があるので、長めの薄い色のトランクスとか工夫した方がいいだろう。 私は、神輿を担いだ時に買った股引があったので、それを安全ピンで足の部分を持ち上げて着用した。 やっぱり、浴衣と言えば祭りだ。夕方、阿佐ヶ谷で催されている「七夕まつり」に行って来た。 大変な人の込みよう。人人人。でも下駄で歩くのは意外と楽だ。いいなこれ。音があまり大きく出ないように、最近の下駄(雪駄に近いが)の下には消音ラバーが張ってある。途中で、きゅうりの浅漬け棒を100円で買って食べながら見物。程よい塩加減と冷たさが凄くいいね。小さい頃の祭りの雰囲気そのものだ。祭りには浴衣がゼッタイオススメだ。ほんとうにこれはハマル。 まあ、やっぱり自分が見るとなったら「ニコニコ動画」ネタのキャラクターだな。「これなあに」「何だろうね、分らない」 という会話が聞こえてきた。他のキャラクターなら、「マリオだー」「ガンダムキティだ」「オバマだー」って聞こえてきたので、たこルカは、まだまだマイナーな存在なんだろうなw 熊本県天草市有明町では、8月8日はタコの日ということなので、こういったイベントに「たこルカ」を持っていったほうが面白いかも。 それにしても、やっぱりでかい! 裏の作りとかよく出来てるよ。ちなみに去年は
初音ミク(はちゅねミク)を飾っていた。それにしてもこのパールセンターの商店街アーケードは長い。人もゆっくり歩いていたので、アーケードの端から端まで往復1時間も掛かる。それでも、お祭り雰囲気は十分楽しめた。中央線のイベントでは、最大級と言われる「高円寺阿波おどり」が29,30日に控えている。それが過ぎれば秋の訪れだ。
今回購入したお店
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白抜き文字バックライト付き 超小型LCDキャラクターモジュール SD1602VBWB-XAを使ってみた ― 2009/08/05 08:34:23
白抜き文字バックライト付き。 暗くなっている時はフリッカーの影響で点滅している様に見えているが、実際は暗くなっているだけである。
これは、以前に作ったオレンジ色のバックライト
比較すると白抜きの方が応答性がイマイチかな。オレンジの方が目立たない。 たしかに見栄えでは白抜きの方がいい。ここら辺は好みの分かれる所か。 テストはLCD VUメータの装置を使用した。ちなみに、もう一台のVUメータがまだ完成していないので、完成の基板から信号を拝借している。 従来のSD1602HUOB(HULB)-XAと比較してみると、穴位置が変更になっている。 端子配列と液晶位置は同じ。バックライトは100Ωで十分明るい。バックライトが無いと全く見えない。ちなみに、内部発振を利用した3.3Vの利用は前回の時と同様な波形であったので使えない。尤も、バックライト付きは3.3Vで使用するには無理があるので問題がないと思う。もう一台をこのブルーで作ってみるか。
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秋月電子通商のキット「トライアック万能調光キット(20Aタイプ)」はエラい! ― 2009/08/04 09:05:50
作る時の注意点だが、100Vを扱っているので、感電にはくれぐれも注意。そしてそれに似合ったヒューズ位は入れよう。扇風機などなら1~2アンペア位でOK。更に心配な方は温度ヒューズをトライアックの上にエポキシで固めて取り付けると良いだろう。トライアックはその動作原理からして、ノイズの発生源になる場合があるので、ラジオなどにノイズが入らないかも確認しておこう。蛍光灯は原理上、調光不可なので注意。
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ストロベリーリナックスで色々買ってみた ― 2009/08/02 08:26:59
というわけで、今回はストロベリーリナックス社より通販で色々注文してみた。ちなみに、この会社の代表者はトランジスタ技術でも頻繁にお目にかかる方である。 ドドーン!!!ストロベリーリナックス社が販売しているジャンパーワイヤーが15センチ70本で破格の400円なので買ってみた。新品は靴屋さんの匂いがするがケーブル材質がとてもしなやかだ。一本6円未満?安い!! 秋葉原で回ってもこれは手に入らない。 先端は専用のプラスチックで覆われ、 端子は手で曲げられないほど硬く、リード線は一つ一つボンドで固定されている。 サンハヤト製のジャンプワイヤーとこのジャンパーワイヤーを比較してみた。長さがサンハヤトの方より長い。端子の胴回りも太い。サンハヤトのは良く出来ているが、価格が6倍も違えば個人なら70本の方を買うだろうな。 電線は7種類10本ずつ、計70本だ。 ちょっと固めの適当なケースにしまうと使いたいときにすぐ使えて良いだろう。 隣との干渉もなく(厳密にはちょっと太めなので一直線とまではいかないが)、電線が凄くやわらかい電線なので、配線が非常に行いやすい。これはすぐに在庫がなくなる商品なので、ある時には即注文した方が良いだろう。 あと、キャラクターLCDも購入してみた。有効表示部分が広いので、とても大きく見えるとの事。LCDは半透過であり、後ろからバックライトを当てる事もできる。3.3Vで動作する。コマンドもSC1602B互換であるが、インターフェースがI2Cなので、それ専用にプログラムをする必要がある。値段はやや高めだが、今後の傾向を考えると動作くらいさせておこうかなと思っている。 他に、私が初挑戦となるサーボモータと、I2C液晶も購入した。在庫ありの物件なら、すぐに納品されるのが嬉しい。そして、LCメーターとかガイガーカウンターなど、この店にしかない部材があるのも魅力だ。
ストロベリーリナックス社
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日食観測に溶接用の色ガラスは使えるか? ― 2009/07/15 07:00:00
→ 来る2012年5月21日 金環日食が日本全国で観測可能
→ 実際に溶接ガラスで撮影した感動の金環日食
注意!以下の紹介記事は、一部メーカが想定していない方法で使用する記述がされています。これら実施して起きた色々な問題等について、当方では一切関知致しませんので予めご了承下さい。
これは何か?ゼビウスのバキュラにも似ているが、これは溶接用のシールドについている、例の窓の部分のガラスである。バキュラといえば256発ザッパーを当てれば破壊すると信じて学生の頃に友人と遊んだ記憶があるな。 話がそれてしまいそうなので、本題。
7月22日日本全国の日食だが、残す所一週間である。これだけ規模の大きい日食が日本で観測できるのは久しぶりである。それに今じゃデジカメが普及しているし、天文愛好家でなくとも、撮影してみたいであろう。天気もウェザーニュースでチェックだ。
前回、日食観測の事を取り上げた時に、安全な観測方法という事で少しだけ触れたが、果たして、溶接用のガラスが使えるか興味があり、検証してみた。
それが使われている所は、この部分。溶接は色々な波長の光を放ち、長時間アークを見続ける必要がある。その時の目の保護用の色ガラスだ。これは透過率によって種類が色々ある。
そんな用途に使われるものなので、すす付けのガラスやサングラスで太陽を直接観察するより、はるかに安全性が高い。更に、遮光性の高いサングラスと併用することが望ましいであろう。 尤も、どんな観測方法であれ、太陽を数分も見続けるのは良くないので、国立天文台からの注意事項を留意されたし。 アマゾンに先週の土曜に注文したら、火曜日には届いた。この店舗は土日休みなので、実質1日で届いた。最近は通販は何処も早いね。 JIS規格外とはいえ、ドイツのDIN規格品である。CEも取れている。 材質はプラスチックでなくガラス製であり、エッジが一般のガラスと同じ鋭い。このまま手で持って観測をするのは、絶対止めるべきだろう。観測中に顔を切ったり、落としたりして足に刺さるとか、折角の楽しい日食観測が台無しである。 厚みはSDカードと比較したが、それよりも厚いガラスである。 重さは卵(約50~60g)より軽い40g程だが、質量としては重い方である。 一方、こいつも取り寄せたwwww やっぱり比較しないとなw 天文の光学装置では有名なVixen製。これは重さが30gで、両方に耳を掛ける輪ゴム穴がある。さっきのガラスとの大きさを比較すると、ガラスは目の位置をカバーしている。 ガラスなので、しっかりと固定して使用する。決してこのガラス単体で使用しない事。厚手のダンボールに4隅を完全イゲタ状に固定して、更にダンボールで挟み込むなどをすると良いだろう。 実際太陽を覗いてテストしてみた。日差しが少ない曇りがかった天気だったが、直射日光はやっぱり眩しい。使用したカメラは、パナソニックのデジカメDMC-TZ3である。三脚固定をしておらず、オートで撮影したので、多少のブレがあることをご了承願いたい。 まずは、日食グラス SUN CATCHER-X を使用した場合。オレンジ色が特徴。フィルターが強いので少し暗い感じがするが太陽の輪郭は分りやすい。フィルターがプラスチックなので、少しの歪みはやむないだろう。しかし、さすがに天文を知ったメーカ作だ。安心して使える。 次に色ガラスを使った場合。全体が緑であるが、ガラス材質なので鮮明さはこちらの方が上。ただ、溶接用なので周りも明るくなってしまうのが難点。もし手に入るのであれば#13以降の濃い方が良いかもしれない。私は100円均一の一番濃いサングラスを併用しようと思う。
総評として、溶接面用 色ガラスは思った以上に良い結果であった。SUN CATCHER-Xより見える。ただ、どちらにしても長時間見ることは避けたほうが良いだろう。専用フィルターには当然負けるが、値段も数百円と大変安いのでアマチュアのカメラ撮影にもってこいだ。DMC-TZ30と溶接ガラス#12で撮影した写真(黒点撮影写真)
※以上、この記事に対しての保証はありません。くれぐれも自己責任でお願いします。
2006年03月29日にあった皆既日食の観測をしたAFPの記事があった。溶接用の面でも、意外とかっこいいなw
直接観測する日食グラスばかりが話題になるが、ピンホールも忘れてはならない。こっちも面白いと思う。週末に製作しておけば楽しいのではないかと思う。何せ滅多に経験できない現象だからな。あとは、晴れる事を祈るだけだ。
→ 来る2012年5月21日 金環日食が日本全国で観測可能
→ DMC-TZ30と溶接ガラス#12で撮影した写真(黒点撮影写真)
→ 実際に溶接ガラスで撮影した感動の金環日食
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学研の大人の科学Vol.24 4ビットマイコン(GMC-4)を手に入れたよ ― 2009/07/03 23:00:14
電線とセラミック発振子は、昔で言うソニーボンドのタフっぽい黄色のボンドで固定されている。そういえば、昔電子ブロックを分解したときもこのボンドを多用していたな。 乾電池をセットして電源を入れたら、7セグメントから"F"という表示が表示されればOKだ。ただ、これはちょっと見えにくいので、透明なテープを貼ってから赤マジックなどで塗ると良く見えるようになる。色セロファンでも良いだろう。
追記:この7セグメントLEDは最初から保護シールが貼られており、直接マジックで色を塗ってもOKだ。なお、この保護シートを剥がすとつや消しの黒い部分が現れる。
オシロスコープで発振周波数を測ると4メガヘルツ位。 更にMETEX P-10で測ってみる。 この最初の"Z"が紛らわしいな。4MHzの2極のセラミック振動子を使用している。
このマイコンは予め内蔵プログラムが7つも入っており、プログラムを行わないでも買ってすぐに動作させられるのが良い。また80ニブル(ステップ)のユーザプログラムを書き込むことが出来る。データエリアは16ニブル。ニブルとは単位で4ビット=1ニブルだ。2ニブルで1バイト。ここら辺の事がこの本には詳しく説明されている。 早速サンプルの一つである電子オルガンで音を出してみた。手順は[RESET][9][RUN]と3プッシュで動作開始だ。1の音はラの音、つまりAなので220Hzか110Hz辺りになっていればよい。波形を見ると、113Hzなので大体あっている。周波数の計算は以下の式で求めることが出来る。表計算ソフトなどを使えばすぐに求まるだろう。
平均律の計算方法
( 2^ (音程/12) )* 基準周波数
音程:変数。半音上がるごとに1増加 ドなら 3、ソなら8となる。オクターブ上のラなら12だ
基準周波数:定数。ここでは下のラの音として110Hzを代入
ちなみに、オシロスコープのグラウンド取り出し口はここから行った。
部品を眺めていると、恐らくその殆どが中国製の部品を使用していると思われる。PNPトランジスタとNPNトランジスタのデータシート。恐らく2SA1015と2SC1815位ポピュラーなものだろう。回路図は、公式からダウンロードできる模様。
ACアダプター化を考えたが、電流については、4.5Vの時で電源投入直後時では約10mAの消費電流であったので、このまま電池で使うことにした。 音については、操作音は普通なのだが、オルゴールやオルガンでは深夜動かすには正直でかい。目覚まし時計位の音は出ている。
対策としては1kΩの半固定抵抗器を、写真赤枠の部分の間のスピーカの配線に直列に入れて、半固定抵抗器がぐらぐらしないようにテープで止めた。これで快適な音量となった。夜中に思う存分音が出せるというわけだ。この改造はオススメ。注意として、半田付けのときスピーカの磁力に半田ごてが吸いつけられるので慎重に行う。スピーカーの線はボンドで固定されているので、取りにくいと感じたらリード線を途中から切って配線してもよいだろう。(但し、改造は自己責任で)
外付けの半固定抵抗について、説明が不足していたので補足すると、確かに大きな音に近づけば半固定抵抗器の損失が大きくなるので熱になるのだが、安い部品一つで終わる、常時音を鳴らすわけでもない、所詮趣味で動かす、という事で半固定抵抗器を一発つけて音量を変更できるようにした。ウィークより、これらのアドバンテージの方が上回る。
このグラフは参考までであるが、単純にスピーカー8Ωを直流抵抗として4.5Vの時に外付け抵抗値が変化したときの、50%矩形出力時の外付け抵抗の損失を表している。こんな大雑把な計算でも概ね参考になるだろう。今回使った半固定抵抗器は0.1Wなので、最大で3倍位の定格を超えるポイントがある。大体85Ω以降になると定格以下になる。
寿命より安全の方を検証しており、実際には、テスターで半固定抵抗器を10Ωにしてから電池を新品にしてドの音を30秒鳴らした所で、指で触ったり、焼けていないかを臭いを嗅いだりして検証をしている。
それにしても、そんなことを言い出し始めたら、こんなトランジスターで8Ωのスピーカを駆動するとか、スピーカーに逆起電力防止ダイオードは要らないのかとか色々出てくるわけで、これは単におもちゃと割り切りが必要なものと思っている。半固定抵抗器を8割以上回さないように注意するか、どうしても心配な人や改造して渡す場合などは、安全の為に更に制限抵抗を100Ω位直列に付ければよい話である。
尤も、半固定抵抗器を定格以上で使うこんな回路を、製品等に使うのは避けるべきである。
今回の改造に疑問を持てるということは、逆に言えば正しい知識の持ち主だ。その心をこれからも生かして頂きたい。
追記:もっと安全に行いたい場合は、nshdotのGMC-4にボリュームつけたを参考にすると良いだろう。
一通り動かして、付録は中々面白かった。ユーザープログラムもチャレンジしてみた。一発で間違いなく打ち込むのは難しい。高校の時に、NECのPC8001にアセンブラを定規を当てながら友達と打ち込み、一発で動かず何度も見直した事を思い出してしまったよ。ユーザープログラムは残念ながら電源を切るとクリアされてしまう。この値段だから仕方ない。 雑誌記事の内容も、コンピュータの歴史がうまくまとめられている。少なくても私としてはお気に入りだ。 今では当たり前にマイコンが使われているが、歴史を改めて感じた付録であった。マイコンについて何も知らない人でも、この本なら楽しく理解できるのでは無いかと思う。若い頃にマイコンを触った事のある人にとって、この本は大変ノスタルジックなアイテムだろう。この付録について、■[4ビットマイコン]GMC-4 リンク集という、まとめサイトを立ち上げた方が現れた。
(学研関係の記事はこちらから一括で読めます)
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