中身は基板の入った袋だけ。USB MicroBケーブルは付属していない。
PICKIT4と比較。基板むき出しで小さい。CPUに張り付けてあるQRコードを読み込むと、
サイトに誘導される。
マイクロチップのサイトで公開されている動画を見ると、このCPUコアはICD4と同じPIC32を使用していると解説していた。
そもそもPICkit4と何が違うのか。ドキュメント(
PDF)によると、幾つかの違いがあり、大きな違いはVPP書き込みをしない事である。つまり、低電圧書き込みのみの対応。configではLVPをONにする必要がある。低電圧書き込みをする場合、デバイスによっては内部リセットが使えず強制的にMCLRピンを使ったり、LVPにするための専用ポートを操作したりする場合がある事に注意。
8ピンPICなどは、あまり恩恵を受けない感じだ。
こういった制約はあるが、PICkit4は秋月価格でも5400円に比べて、こちらは半分以下の1740円で買えるのが大きな魅力だろう。
USBの認識はPICKIT4と同じ。
実際に使用してみた。スクショではMPRABX5.05だが、MPLABX5.10でも動作を確認した。
どちらも書きこみができる。LVP(低電圧書き込み)をONにしないでビルドすると、無情にも、
Programming did not complete.
The low voltage programming feature requires the LVP configuration bit to be enabled on the target device. Please enable this configuration bit and try the operation again. というエラーになるので、その時はLVPをONに書き直してもう一度ビルドを行う。
※なぜか5.05ではこのエラーは起きなかった。5.10を使用した方が無難だろう。
ついでに、MPLABXの問題なのだが、バージョンアップした後の起動初回はどうも不安定で、2台のパソコンでMPLABXでSNAPが使えないほか、ビルドもうまく動作しなかった。
この場合、一度Projectを全部閉じてMPLABXを再起動し、プロジェクトを開くと直るようである。
それでも直らないのであれば、別のプロジェクトで作り直した方が良いかもしれない。
これは、MPLABXのバージョンアップの時に、設定情報の引継ぎ(Windows位置も含む)を行うか聞いてくる場合、よく発生する様だ。新しいMPLABXをインストールする前に、前回のプロジェクトを完全のClose ALLで閉じてから行うとかしたほうが良いだろう。
あと、既にネットではSNAPの事について、動作を行ったサイトが役に立った。紹介しておこう。
Amazonを見ているとPICkit3ジェネリックとかあって、それが安い値段で売られているんだねw
実力はどうなんだろう。
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