さて、やってきました。価格の割にアクセサリーが意外とちゃんとしたのが付属。USBはMini Bタイプ。ロジアナプローブはメス-メスのヘッダーソケットが付属していた。私が買ったときは1150円。2週間かかっても良いのなら888円というのもある様だ。
分解。といっても手で簡単に開く。Cypress社の1チップマイコンEZ-USBとコンフィグ?ROMの構成。信号入力部は抵抗だけと割り切った設計になっている。これで3.3Vと5V系の信号が使える。
LEDは青色一つが実装されている。
裏側。
本家サエラと比べてみる。
サエラ Logig16なら入力保護が入っているし、ミアンダ配線(等長配線)されているから、高速信号の解析も耐えられる設計だ。
手っ取り早く波形を見るために、880Hzの信号を観測してみることに。
本当ならI2Cとか信号解析でもやる方が、レビューとしては親切だろうけど、今回はサクッと確認のためなのでw
デバイスマネージャーはサエラのドライバとして認識しているw 大丈夫か。いや大丈夫じゃないんだろうなw
サエラのソフトで動作させてみた。周波数パフォーマンスがLogic8より劣っているので、起動時にサンプリング周波数を落とすダイアログが出た以外は普通に観測完了。
しかし、サエラのソフトは使ったらだめだろうと思うよw
というわけで、Amazonのレビューにもあるように、Sigrokのソフトをダウンロードすることに。
インストールが終わったら、まずドライバーを入れる。上の赤い囲みをクリックすると、
ドライバーをインストール画面がでるので、そのまま赤枠をクリックしたらインストール完了。
なんだ、同じじゃん!インストールしてもサエラのドライバーになってるw ここら辺は本当にグレーだなw
※1/14追記 Zadidツールを使わないで、最初にサエラのアプリをDLしてからインストール、更に、激安ロジアナをUSB接続して、ドライバーとして
C:\Program Files\Saleae LLC\Drivers
を読み込むとドライバーが入る。ただし、これは非正規なやり方であり、現在色々調査中。
情報があればコメントください。
ここによるとドライバーは2種類で、3つのケースが存在するようです。
Pulse Viewがインストールされているので、それを立ち上げる。あっけなく動作。サエラのUIほど優秀ではないが、一通りの機能は入っている。ちゃんと880Hzを表示。
あと、プロトコル解析がこんなにある。I2Cとかシリアル解析なんてよく使うから重宝すると思う。
入力部分が簡単にできているからどれだけの耐久性があるかは分からないが、個人的にちょこっと使用するのなら使えるツールと思う。それに多チャンネルの時代よりI2CやSPI、シリアルなどの精々3本位のプロトコルを見る方が最近のトレンドだろう。
先にSaleaeのドライバが入ってるとだめなんでしょうか…?