しばらく触っていなかったMIDIキーボードを動かそうと、20年近く使用しているcakewalk2.0をwindows10で動作させてみた。最後に動作させたのがXPで、それまでは動作していたが、さすがに、非情なメッセージで動作ができなくなった。32ビットのなら動くかもしれないが、残念。
互換モードも全部試したが、それもダメだった。
しかし、これだけ使い慣れたMIDI作曲ツールなので使えるようにしてみたい。
そういえば、MIDIマッパーがWindows7以降から使えなくなったので、MIDIファイルをメディアプレーヤで再生しても、内蔵ソフトMIDIで鳴るだけだ。対処方法はグーグルで調べると色々ありそうなので、そちらに任せるとして、今回はソフトを動かす方法を考えようと思う。
一番現実的でお金のかからない方法は、VMware Workstation Playerという、バーチャル環境をwindows10に構築して、そこにwindows XPをインストール、更にアプリケーションをインストールするのが現実的だ。
引用
VMware Workstation 12 Player の個人利用は無償
Workstation 12 Player は商用利用向けのライセンスで、制限付きの仮想マシンを実行できます。仮想マシンについて学びたい方や、商用以外の目的で仮想マシンを個人的に利用したい方は、Workstation 12 Player を無償でご利用いただけます。
Workstation 12 Player を個人利用する場合は、 こちらからダウンロードできます。
ダウンロードして実行するとインストール後にメールアドレスの登録があり、それを行うことで無償版となる。
インストールなどの方法はこちらを参考にさせてもらった。
インストールが色々終わって、拡張機能が自動的にインストールされたら、準備OKだ。XPはサポートが終わっているので、認証作業が終わった後は、ネット接続を禁止し、接続しないほうが懸命だろう。ネット認証だけはできるw
あとは、
windows10に接続されているUSB機器を排他的にこのバーチャルPCに接続してMIDIのコントロールができるようになった。所有のヤマハUX16のMIDI-USBはサイトからダウンロードして、バーチャルPC上にインストール、KORG nanoKeyは特にドライバーが要らない。ただしこれは新しドライバにすると、ダウンロードできるドライバがXPにサポートされていないので、動作しない。古いXP用ドライバを入れたほうが良い。
と、色々ダラダラ書いたが、VMWAREのおかげで、古いOSをインストールして、古いソフトが動作するようになった。cakewalkも、MIDIキーボードのレイテンシーなどは昔と変わらず、それよりもいくらかまともに動いている感じがする。CPUの進化の凄さを体感できた。
もし、昔のソフトが動かなくなっても、どうしても使用したいものがあれば、このような方法で動作させることができるので、知っておいて損は無いだろう。たくさんのOSがサポートされており、その都度サポートファイルが別途インストールされるので、昔のMSバーチャルPCよりも使いやすい。
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