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超高感度・集音器「アネックス 効聴 KRー77」 (おまけ:デバイス検索)2015/05/10 21:33:38


集音器を買ってみた

先月、父が入院した。幸いにも骨折で済んだので良かったのだが(おおごとだがw)、妹曰く、耳がちょっと遠くなったんじゃないかなどと心配していた。1ヶ月くらいは入院していそうなので、それまでは不自由をしないように何か考えよう。

音と言えば補聴器。でも、これ本気を出すとウン十万円以上するそうだ。それよりも廉価な物は集音器があるが、これまた数千円~数万円と幅広い。

今回は、集音器にした。
「なんだ、単にマイクにアンプつけてイヤホンなら、自作できるんじゃないか」などと考えたが、市販品は、それなりのノウハウがあって作られているので、今回はamazonより購入。
相当悩んだ結果、4200円の物をまずは購入する。




さて、渡す前に、その性能を調べておこう。こういう補助機能品は、粗悪なものを渡せられない。
まずはご開帳。



本体と、単4電池、カナル型イヤホン1本と取説。電池1つで約100時間持つらしい。すごっ!
イヤホンは、イヤーパッドが普通型の1つ。音は、あんまり良くないが、この製品は、φ3.5mmのジャックなので、一般的なイヤホンやヘッドフォンに差し替えできるのはいい所。



表側にモノラルマイク(コンデンサーマイク) 調整は音量調整と左右バランス調整、そしてスライドスイッチによる2段階の音質調整がある。電源スイッチは、音量調節に連動して入り切りするようになっている。



重さは、本体のみで26g、電池込で35g、全部で48gと軽い。
実際使ってみたら、ケース伝いにマイクがカサカサと音を拾うがので、本体を置く場所に工夫が必要であるが、それ以外の性能は目的を果たすものだ。イヤホンは、できればもう少しいいものを使ったほうがいいだろう。

早速これを病院に持って行って、(母の日なのにw)父にプレゼントした。ひと通りの説明をして、使い方は理解してもらえたようだ。

人間というのは、歳をとるにしたがって、色々と体が劣ってくるのだが、それを受け入れるのに時間がかかるし、とってもデリケートな話なので、簡単に「耳が悪くなったね」とか本人に面と向かって言うことではない。でも、やっぱり不自由と本人は思っているだろうから、私は「必要に応じて使って」と言ったら、喜んで受け取ってくれたよ。
父よ、早く良くなってくれよ (・∀・) 



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さて、ここからは分解w ネジ2つでパカっとな。もっと安っぽい作りかと思っていたが、意外や意外、ガラスエポキシにSMDタイプの電解コンデンサの構成と、



LQNパッケージのアンプがハンダ付けされている。アンプなんて、もっと安い部品とかもあるのに、意外としっかりした作りには驚かされた。



贅沢にもステレオアンプをモノラルで使っている。パターンを追っかけてみると、この製品は簡単にポータブルアンプに化ける感じがする。もう一つかってやってみようかな。



で、このICは型番が端折られて、最初はどれが型番なのか分からなかった。



ここで登場するのが、「Chip datasheets and Application notes」という、ロシアのサイトだ。

このサイトは色々便利なので、電子工作野郎や、分解野郎には是非ブックマークを(・∀・)

左側にFullTextで「AAEZ」を検索。すると候補が3つあり、これがマキシム社のMAX9725
シャットダウン付き、1V、低電力、DirectDrive、ステレオヘッドフォンアンプということがわかったのだ。

結構いいデバイスが使われていた事にびっくり。そう考えると4,200円は決して高いものでは無いと思った。







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