ヤマハからとんでもないチップがリリースされた。
歌って、奏でる、次世代音源
「Real Acoustic
Sound」と「eVocaloid(TM)」の2音源に対応
高品質でリアルな楽器音と歌声の合成に対応した新音源LSI
ヤマハ 音源LSI
『NSX-1』
実のところ、スイッチサイエンスのツイッターでいち早く情報を知っていたのだが、躊躇している間にすぐ売り切れたので、今度はすぐにゲット!
早速到着。スイッチサイエンスの梱包はいつ見ても洗練されているな。
開封!Arduino(アルドゥイーノ)のピンにすぐに差し込めるピン付きを購入。インターフェースはライン出力とマイクロUSBが出ている。
裏側は、亀の子実装できるピンになっている。
さて、早速動作させてみるか。これは単体で使用でき、パソコンと接続すれば、USBmidiデバイスとして認識。
デバイスマネージャではUSBオーディオデバイスが増えている。
こちらのページから、歌が発せられるmidi(現在2つのサンプルがDL可能)をダウンロードする。
ボードのライン出力にアンプを繋いで、普通にwindowsメディアプレーヤーで再生して歌った!!! 初音ミクだな。それにしても歌詞はどうやって入れているんだろう?
お次は、Arduino Duemilanove(初期の)を接続してみる。あれ?ピンが2本余る。
反対側は、2本余る上、電解コンデンサと干渉。仕方がないので、少しだけ曲げでコンデンサと当たらないようにした。Arduino Uno R3など、最新のArduinoでは、I2Cやリセットが増設された部分であるが、このボードを使用するに至っては特に問題にならないだろう。
早速接続。USBがArduino側に接続される以外は、特にジャンパーなどの設定は必要なし。
久しぶりの
Arduinoアプリの立ち上げ。10秒くらい起動に時間がかかっている。原因はbluetoothを導入するとこういうもっさりした動きになる機種がある模様。前回の通りrxtxSerial.dllを入れ替えて対処してArduino Duemilanoveでも無事動作確認OK。
ライン出力から、最初は「あ~あ~あ~あ~あ~あ~あ~」x2 カエルの歌で発音後、
「かえるのうたが きこえてくるよ」と歌い始めた。
ソースを見ているとどうやらエクスクルーシブメッセージでセットしておいて、チャンネル1に音階のmidiデータをノートナンバーで置いているぽいな。
サンプルのmidiファイルをcakewalkで見たら、ああやっぱり、エクスクルーシブで送っていた。
これは手打ちでデータを作るのは大変だw
それにしても、初音ミクがハードウェアだけでしゃべるようになったのは時代が進歩したものだ。
組み込みで色々応用ができそうだ。
今のところ、情報はこれだけ。ハードウェアは非公開。ただし、2013年11月半ばあたりから情報が順次公開されるとの事なので、楽しみに待っていよう。
追記:
ヤマハ 音源LSI 『NSX-1』搭載したeVY1 Shield、実際のピン接続は、ざっと見ただけであるが各電源とデジタル側の2番4番ピンで、ジャンパーを変えるだけの模様。つまりUARTのみ。音源チップとはレベルコンバータらしきもの(?)で接続されている。ピンは他のシールドの延長に機能する。(独自解析なので保障はありません)
更に追記11/3
アプリケーションが公開された模様
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