※記事はBluetooth SPPノーマルのスクリーンキャプチャーです。
スマートフォンとパソコンでシリアル通信が簡単に出来ないか調べてみたら、Bluetooth SPPというフリーソフトがあることを発見。これは使えそうだ。という訳で、自分のスマートフォンにインストールしてみる。P-07DにはインストールできるがNexus7はNG。
追記:Proは無料で使え、Nexus7でも動作する。
さて、ここからパソコン側の設定を色々といじるとしよう。バッファローのUSBドングル型であるBluetoothを使って、コントロールソフトは、東芝のBluetooth Stackを使った。
SPPモードならマイクロソフトが標準で持っている方が、扱いやすいかもしれない。休止後はつながらない場合があるかも知れないので、その時は再起動する。
まず、オプションで、ポート番号を調べる。
その他→Bluetooth Local COM。
ここで表示されるLocal COM-ServerのCOM番号を確認。私のはCOM11。なければ追加すれば良いようだ。
Tera TermやSCE2などの設定でCOMポートを11にセット。ボーレートなどは特に何も考えていないので、適当にセット。Windows側の設定はここまで。
お次にスマーフォトンの設定。設定メニューのBluetoothでスマートフォン側からBluetoothの検索をかける。出てきたら、それをタップしてペアリング。パスキーは自動でやりとりされる様だ。
ペアリングができたら、さっきインストールしたBluetooth SPPをタップして起動。
パソコンの方のBluetoothの名前が表示されるので、それをタップ。
最初に拡張されたバージョンがあるとでるが、ここではCancelをタップ。
(追記:Proモードも無料 画面がより華やかになっている)
そして、ここでConnectをタップ。
モードは3つあり、単純に通信のやりとりをするReal Timeモード、12個のキーに任意の電文を与えることができるキーボードモード、そしてコマンドラインモードである。
リアルモードは、双方向の電文をアスキーコードでやりとりする。簡単な接続テストに使用できる。
漢字は、
残念ながら表示はされない。
打ち込む時の数字は、アスキーコードのほかに、16進数を直接入れることができる。
例えばASCIIなら1,2,3と打てばそのまま送信されるが、HEXなら313233と入力すると、1,2,3と送信される。Hexは01,02などと、必ず2桁で送信する。
これで改行やエスケープコードも送れるようになる。アスキーコードとHEXコードが混在できたら、なお良いのだが、フリーでここまでできれば素晴らしい。このモードは3つの動作モード兼用である。
キーボードモードでは、キーボードの名前を自由に変更でき、送信する電文を自由に編集可能だ。
この様にアサインが可能。メニューは右下の部分をタップ(Proは右上)して表示させる。変更したキーは、自動的に保存されている。
ターミナルとして送る場合は、最初にCR、CR+LFのモードか訊いてくるので、それをセットすれば、送信されたデータを自動的に改行したりしてくれる。
デバッグでスマートフォンをコンソール代わりにすることも可能なので、中々使えるアプリである。
あとはアイディア次第だ。
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