いつも何気なく使っている接着剤やテープ類。自分が持っているものを紹介してみよう。
言わずと知れた瞬間接着剤。最近では100均でも購入できる。使いきりが便利である。プライマーといった溶剤付きのは速効で接着するのに向いている。プライマーは重曹でも代用が可能。
面や点での接着は強い半面、滑り応力に弱い。また特性上白い粉を吹く事があるので、プラモの仕上げにはあまり向かない。力の入らない部分の恒久固定によく使う。
残った瞬間接着剤は、ビニールの中にれて冷蔵庫で保管するだけで数年は持つ。
エポキシ接着剤。これは種類がいっぱいある。私が好んで使うのはこのハイスピードエポ。5分間で硬化し、約1時間程度で実用強度になる。エポキシは比較的熱に強い。電気絶縁も良好。DCジャックなどを更に補強する時や、コネクターと基板の剥離防止によく使っている。数年後に黄色く変色してしまうのが難点。100均でも売っている様だが、硬化時間が長いのでご注意を。
エポキシ接着剤といえば浴室タイル用。混ぜると灰色の色。硬化時間が24時間以上掛かって、接着する物同士の固定に一番頭を悩ませるが、固まったら最後、二度と外れる事が無いほど硬化する。さらに、湿った場所でも使えるので表札やタイル貼りにもってこい。
最近流行りのボンドウルトラ多用途SUシリーズ。透明と黒がある。どちらも硬化後弾力性がある。
弾力性は利点でもあり、欠点でもある。溶剤の匂いが殆ど無いので安全に使用出来る。
接着はほとんどの材質が接着できるが、カチカチに固まって接着するわけでないので、コネクターなどを完全固定するなどの用途には向かない。靴の裏底の補修などに利用できる。またシリコーンゴムっぽいので、防振用途に利用可能だ。
普通では絶対接着できないと言われていた材質をつけることが出来る接着剤PPX。安い機構部品は、ポリエチレンでできていたりして、そういう部品を補修するのに有効。ただ、出番はほとんど無いし、高価な接着剤。
グルーガン。もしくはホットメルトと言われているもの。使っている頻度は結構高い。
電気絶縁も良好。熱で溶ける樹脂を充填し、コンセントから電源を入れて温めて使う。トリガー付きと無しがあるが、迷わずトリガー付きを買うべし。樹脂の太さも大別すると2種類あるので、機械にあった樹脂を使う。樹脂が低温ながらも熱いので、手に付かない様に気をつける。この前これでヤケドしたが、結構大変だったw
何にでもくっつけられるし、冷えたらガッチリ固まるので、盛り付け接着にうってつけ。穴も開けなくて良いので応用力が高い。但し、気温の変化の激しい所で使う装置にはご注意。車の中で使うものでは、車内温度で溶ける可能性があるし、冷えると簡単に剥離する。
木工用ボンド。トランジスタ技術の製本時によく使っていた。最近あまり使わないな。万力などで固定して接着させて1日以上おくとガッチリ固定。乾くと半透明になる。木や紙では超強力に接着する。電気を通すので絶縁用途には使用できない。
紙といえば、スティックのり。ランチャー9改などの頒布品封筒のラベルや切手貼りに欠かさない。
小学校くらいに黄色いキャップのヤマトのりとか使ったなぁ。あれ今でも売っているんだろうか。
テープのり。プラス製だが100均で買ったもの。100均で使い捨てのもあるが、スペアテープの長さを考えると、プラス製がお得だった。こちらも封筒のラベル貼りによく使う。手を汚さないので中々便利だ。
この部分を接着したい部分になぞるだけで、両面テープ成分が転写される。
両面テープは色々応用があるので、工作には欠かせないアイテムの一つ。強力両面テープを一つ持っていれば色々役に立つだろう。紙のものが多いので電気関係を扱う場合は注意だ。
私はこれ以外に、樹脂製の両面テープもある。
普通のテープ。最近はセロファンテープではなく、OPPテープという。OPP樹脂は経年変化しないので安定している。工作全般によく使われる。
透明な荷造りテープ。紙に印刷した物をテプラみたいに表面を保護する用途などに使える。
アセテートテープ。絶縁から仮固定など、手でちぎれてべたつきにくいテープ。これは便利なので主に実験などで結構使う。オヤイデで購入。ちょっと高め。
カプトンテープ。もしくはポリ
イミドテープ。この薄さで絶縁特性が高く、耐熱性に優れるため、広い用途で使用、活躍する。チップ部品のはんだ付けをするときの絶縁などに利用している。毒性があるので、人体や食品用途に使用はできない。価格は少々高価。
というわけで色々な接着材やテープを紹介してみた。結構家の中にあるものだな。
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