【ニュース】2、3号機もメルトダウンの可能性…東電認める ― 2011/05/14 23:34:47
東京電力は14日の記者会見で、2、3号機の原子炉について「最悪の場合、1号機と同様のケースが想定できる」と説明し、核燃料全体の溶融(メルトダウン)の可能性を初めて認めた。最近報道に慣れてきたせいか、大ごとな話題も、さらりと報道しているように聞こえてしまう。慣れは恐ろしい。
1号機では、11日に水位計を調整した結果、炉内の水位が低く、燃料が冷却水から露出して溶けたことが確実となった。2、3号機の水位計はまだ調整していないが、1号機と同じ仕組みのうえ、もともと1号機より低い水位を示している。
ただ、東電は炉内の温度などから、2、3号機は1号機より燃料の損傷が少ないと推定している。
原子力発電所内部の調査が難航しているのは分るのだが、「被爆を最小限に抑えるには?」とか「セシウムはどうすれば除去できるか?」とか「学校のグランドの整備は?」とか、こういった情報が国から殆ど出ていない。直ちに健康に害がなくても、電源喪失、水素爆発から2ヶ月を経過している。
20ミリシーベルトの定義も根拠がないという事が、この動画で分る。残念ながら国は国民を守るというより、いかにパニックを減らすかが重要なようだ。放射線は累計放射線量が重要なので、武田邦彦さんのホームページを毎日読んで対応をしていたほうが、結果として未来の見える事と思う。
原発や放射能の事をブログで書くのも私自身辛いのだが、このように記録を残して向かい合って考えていかなければならないのが今大切な事と思っている。
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