Make: Tokyo Meeting 06 へ行ってきた ― 2010/11/22 00:00:00

東急大井町線の大岡山に到着。受付が今回は奥の方になっていた。
体育館に向かう道のりの最中で、ガスタービン動車を実演。迫力のあるエンジンのデモであったが、女性はあまり興味が無いみたいだ。

乗ることができるラジコン? 結構ゆっくり動く。

今年の春のMTM05では雨が降っていたが、今回のMTM06では晴れなので、体育館に土足でOKだった。到着時間は3時とちょっと遅い。前回の様に上空を飛んでいるものは無かった。春より少し人数が少ないかな。


中央辺りには探査機はやぶさの1/1スケール模型。一番下の白い玉に、フラッシュすると光るという意味が、写真を見て分った。

ニフティのディリーポータルZブース。


上から投影しているのか?トントン相撲の様である。

これは上からカメラで識別させている装置。
これは、非接触で動かすベーゴマで、結構加速してコマが回っていた。

レゴで作ったコンピュータオセロ。たまにピックミスがあるのはご愛嬌。よく作るなあ。
ただのぬいぐるみではない。Arduinoで動くのである。

Arduinoといえば、TFT LCDシールドなんて売っていたな。
ウィルコムのW-SIMを利用した自作電話。自分の携帯電話でここに電話をかけると自作電話が鳴り出す。斜め上をいく技術力が素敵だ。

はやぶさビーコンバッジは既に完売。

ピアノの打鍵メカを考え中だそうだ。
テオヤンセン機構のメカ。人が上に乗って動き回れる。
かなり本格的なメカで、全部自作。そこまでの情熱が生まれるなんて素晴らしい。

一度は夢見るローラーブレードに駆動系をくっつけてみたもの。操作は相当難しいらしい。

たこるかが鍋の中でグルングルンしていた。
ボタンを押せば、カメラで撮って三ヶ国語でツィートできる装置。下は、メンコの力を計測後、その力を自動ツィート。

躍ってまっせ。ぬるぬると。

やわらかい素材でできたcoconatchというUSB接続のロボットと基板ストラップ。

ハイブリッドロケット。私は動力・メカ系が良く分らないもので。

物々しい装置だったので、色々聞いてみたのであるが、私の理解ができず。とにかくでかい。
学研のブースは「大人の科学」付録関係。
これが12月発売予定のミニ・ビーストという物体。右のは2つ合わせた例である。
また、これは「ウダー」という楽器のプロトタイプ。学研と共同で開発を進めているらしい。
楽器といえば、「あの楽器」。結構実用レベルまで来ている。KORGのカオシレータのお化けみたいな感じではある。
更に、これも楽器。PICnomeという楽器だ。去年「電子工作コンテスト2009」で私の製作したアンプとコラボをした方である。地道にVer. Upをやっている。

音といえば、この磁性体のもの。春でも紹介してる物だ。
さまざまなヘッドフォンアンプ。真空管からMUSEを使ったアンプなどが展示されていた。

どこからか音が。単一指向性のスピーカーで狙った所に長距離で音を飛ばせられる。
ニコ動では御馴染みのはちゅねミク。ネギを振って地震を知らせるタイプと、ネギを振って威嚇する防犯型が展示されていた。
目立つといえば、LEDで装飾されたバッチ群。更に教育向けのホワイトボードで使えるブレッドボードはナイスなアイディアといえる。

カップケーキも前回紹介したものである。
今回、一番私が目を引いたのは、このNXPから出ているMBEDという基板だ。色々な応用を展示してあったので、良くあるマイコンかななんて、色々説明を聞いてビックリ。
LANはトランス内蔵コネクターだけ付ければHTTP、FTPが動き、USBはホストコントローラになり、ファイルシステムも提供。当然LCDも使えれば、PWM,ADC,RTCも当たり前。そして驚愕の事実、それは
インターネットでコンパイルして、バイナリーをUSBメモリーに見えるMBED内に置くだけ。しかも、大抵の手段についてはネットからダウンロードできる。
なんてこったい。ここまで進化したのか?これは買わざるを得なかった。
毎度目を引き付ける、透明標本。
よくこんな綺麗に着色できるものだ。

鉱石を展示しているのもMTMでは、すっかり御馴染みだ。

テトラはどこまでも進化し続ける。
一見地味に見えるかもしれないが、実は来場者に配る花飾り(コサージュ)をキャンドルサービス代わりに新郎新婦が無線点灯するシステムなのだ。ナイスアイディア!

こちらはカレイドスピンという、ジャイロ効果で姿勢を保ちながら光を放つ投影方式万華鏡。

若松通商はキットを色々販売。

外国人で構成されている東京ハッカースペースも変な(おもしろい)キットを色々展示していた。

これはスイッチらしい。
普通のダンボールで作る戦艦たち。デティールの細かさに脱帽。
竹ひごと柔らかいカラフルな素材で作るおもちゃは、子供たちが大変喜んでいた。こういうワークショップはいいよな。
以上、大量の写真の中、レポートはここで終わり。
限られた時間の中での見学であったので、他の会場も行けなかったMTM06であったが、私が電子工作と、どのように付き合っているのか改めて振り返る事ができた。
目的と手段がひっくり返ったって趣味だから無問題であるし、楽しく続けられるわけである。小学生の頃、ご飯も忘れ、寝るのも忘れて電子工作に没頭していた自分を思い出した。
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