PICkit3 Programmer Beta Release 0.3.3.0 公開中 ― 2010/10/24 23:59:43
PICkit3はMPLAB IDEを使用する事が前提になっており、主にオンラインデバッグで実力を発揮する廉価版デバッガーとしての位置づけであった。
そのPICkit3が、プログラマとして使用できる事を、BBSの情報より知った。これは試してみたい。
インストーラーは、マイクロチップのフォーラム記事内の"Download here"からダウンロードができる。当然ながら.NETが必要であるが、PICkit2をインストールしている方は既にインストール済みなので、問題は無いだろう。
起動画面。pickit2に良く似ている。起動時はシリアル番号が表示される様になっている。
バージョンは0.3.3.0
デバイスは手動で設定しないとならない。所々メニューが薄くなっているので、将来はサポートを考えているのだろう。また24LC256などのEEPROMはサポートされていない。
Pickit2と同時に起動が出来て、それぞれ動作できる模様。
PICKit2の44Pinデモボードを使ってそれぞれ書き込みの速さをテストした。
プログラムは、ドデカキャラLCDのサンプルHEXを使用。
PICkit2 : 4.72秒
PICkit3 : 9.82秒
うーん、倍の開きがある。まだまだPICkit2をプログラマとした方がよさそうだ。
今後に期待だ。
おわり
その後、それから色々やっていて、MPLAB IDEで使おうと思ったら、
You must connect to a target device to use PICkit 3.
というエラーが。
てっきり壊れたのかとか思い込んで、色々変なファームとか書き込んで、まともに動作しなくなってしまった。
後で分かったが、これはProgramでPICkit3を選択したとき、settingsの中のPowerタブで、電源を入れてやれば出てこないメッセージである。つまり、正常。
(´・ω・`) おいおい、エラーにしないでインフォメーションか、違うメッセージにしてくれ。
USBとか見えなくなって、どうしようもなくなったら、工場出荷時のファームを上の写真の様にして、繋いで書き込めばとりあえずはUSBが見えるので、それからファームアップデートすれば良いだろう。 → 本家が公開していたので、こちらもそのままダウンロード可能に。
そのファームも自動で出来ない場合は、ファイルのタイムスタンプを見て、手動で初代のから試すと問題ないだろう。
PICプログラマーと戯れた休日であった (´・ω・`) ・・・・
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